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設立趣意書

  医療を取り巻く情報の電子化は、技術革新と共に中長期的な政策誘導を背景に保健医療機関全般に浸透し、その傾向は加速されつつある。画像診断領域において、日進月歩の技術開発により高性能化する検査装置から出力されるデータ量は、飛躍的に増加しており、適切なハンドリングを行わなければ診療業務に多大な影響を及ぼしかねない。 

 一方、医療情報・医用画像情報は、各医療機関間での診療連携において利活用される機会が増加しつつあるが、異なる医療機関の間で交換する際に解決すべき多くの問題点が存在し、各医療機関単独での解決が困難な事例もある。

 これらの問題を解決するためには、既存の枠を超えた情報の共有と人的な連携体制の構築が重要となる。そこで医用画像情報領域において、その領域全てを対象とした仕様の企画立案・構築・運営を行い、且つ、医療情報と医用画像の利活用の場面で、各省庁・関連学会から出される法令やガイドラインに則った、適切な医用画像管理を実践可能な人材の育成が重要である。これらを学びたい者が自主的に集い、互いに研鑽を積む機会を設けることにより、医用画像情報領域における医療の質と安全性の向上に寄与できると考える。 以上の趣旨に賛同する人々に呼びかけ「兵庫医用画像情報システム研究会」を設立し、参加を募るものである。 

 

平成26年2月8日 

         

                 <発起人>

 

 

廣田 朝司  社会医療法人製鉄記念広畑病院

 

菅野  俊     兵庫県立加古川医療センター

小川 宗久  日本赤十字社 神戸赤十字病院

 

櫃石 秀信  社会医療法人神鋼記念会 神鋼記念病院

 

白山 健一  市立加西病院

 

大塚 義修  日本赤十字社 姫路赤十字病院

 

高峰 景敏  公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院

所属は発足時

 

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